サイン波の広帯域PLL素子を探していたところ、ヤフオクに基準周波数を10MHzTCXOに換装した基板を見つけて手に入れました。
Beaglebone Black Board (BBB) からの制御を行いテストしてみました。
写真は100MHz、330MHz、1150MHz、2300MHzで10MHzスパンです。
1150MHzと2300MHzでは入力に10dBアッテネータを入れています。
出力は±の平衡出力ですが、片方だけの出力を観察していますのでレベルは半分です。
画面外に低調波、高調波は出ていますので、実際に使用する場合はBPFが必要です。
手軽で、よい特性なので、気に入りました^^

テストプログラムはここをクリック
OS Debian Stretch 9.5 LXQT
Linux version 4.14.67-ti-r73
gcc version 6.3.0 20170516
コンパイルする場合はライブラリ(BBBIOlib)が必要です。
BBBのSPIは、LCDやHDMIを使用すると制限がかかり使いにくくなりますね。
この使いにくいSPIを割と使い易くしてくれています。
IOのスイッチングの速さが気に入っています。

適当なフォルダーに解凍して、Beaglebone Blackの適当なフォルダーへコピーします。
コピーした先にCDして、~$./adf4351 0
パラメータは
0 = 100MHz
1 = 330MHz
2 = 1150MHz
3 = 2300MHz